File Server

 
ファイルサーバー

高速RAIDを内蔵したファイルサーバー

CFS3U CFS2U
CFS3U CFS2U
CFS3U CFS2U
ディスクトレイ SAS/SATAホットスワップトレイ× 14 SAS/SATAホットスワップトレイ× 8
RAIDカード SAS/SATA 16ポートRAIDカード SAS/SATA 8ポートRAIDカード
RAID構成 RAID0, 1, 10, 5, 6 (ハードウエアによる)
RAID用ディスク ハードディスクは付属していません。「増設機器類価格表」からお選び下さい。
最大RAID容量 RAID6(ホットスペアあり)にて154TB
(14TBドライブ)
RAID6(ホットスペアあり)にて70TB
(14TBドライブ)
CPU Xeon Silver 4208 <2.1GHz, 8C>×1
メモリ 96GB(DDR4 2400MHz 16GB×6) 192GB選択可
ネットワークインターフェイス 10GBase-T ×2
システムディスク Serial ATA3 1TB ×2 (ホットスワップトレイに収容 2ポートRAIDカードによるRAID1)
OS CentOS 7、Redhat Enterprise Linux
DVD DVDなし
RAID異常通報機能 メールによる通報 (定期点検時の報告メールも発信可能)
USB3.0ポート 背面 2、前面 1 背面 2
筐体 3Uラックマウント筐体 3Uラックマウント筐体
電源ユニット 1000Wリダンダント電源(1+1) ※電源モジュール故障時の通報機能あり
前面コンソールポート
付属品 ACケーブル、スライドレール
型番 CFS3U-CLS(4208)/M960/46 CFS2U-CLS(4208)/M960/03
定価(税別) 950,000円 850,000円

RAID構成に関して

<RAID5>

NGB HDD×M台の時 実容量はN×(M-2)GB
M台のディスクのうち1台はホットスペアとして待機。M-1台でRAID5を構成します。
RAIDを構成するどれか1台が故障するとその内容がホットスペアにコピーされRAIDに組み込まれます。
その状態で1台が故障してもデータの消失はありません。

<RAID6>

NGB HDD×M台の時 実容量はN×(M-3)GB
M台のディスクのうち1台はホットスペアとして待機。M-1台でRAID6を構成します。
RAIDを構成するどれか1台が故障するとその内容がホットスペアにコピーされRAIDに組み込まれます。同時に2台のディスクが故障してもデータの消失はありません。RAID5より冗長度を高め、より安全になっています。

<RAID10>

NGB HDD×M台の時 実容量はN×M/2GB
2台のディスクで構成されたM/2組のRAID1(ミラー)をRAID0(ストライピング)で1ドライブに構成します。

※ RAIDコントローラの性能向上により、RAID5、RAID6の速度はRAID0と遜色がなくなっています。

アクセスの集中に対する通信経路の強化について

10GBase-Tが装備されています。クライアント機が1000Base-Tで通信するとすれば、アップリンクに10Gの備わったスイッチを用い、本機をその10Gポートにつなぎますとアクセスの集中によるボトルネックを回避できます。

二重化サーバーシステム

数十テラバイトものファイルサーバーのデータをテープ装置でバックアップするのは現実的ではありません。弊社ではファイルサーバーを2台設け、1台をマスターサーバーとして常時使用、他方をバックアップサーバーとして使用するシステムを構築します。バックアップサーバーは1日に1~2回マスターサーバーに蓄積されたデータを自動でコピーし、万が一の障害に対処します。
また、マスターサーバーをクラスタのジョブ管理のマスター、ゲートウエイ等としても使用します。重大な役目を負ったマスターサーバーが万一故障した時は、それを停止し、バックアップサーバーを起動すると、それがマスターサーバーとして起動し、システムは数分のうちに稼働を再開することができます。弊社では以上のシステムを「二重化サーバーシステム」と呼んでいます。

(注)

本体及び増設機器に対して、初年度はセンドバックによる無償保証を致します。納入後1年経過後は有償保証となります。年間保守費用は定価の3%です。